すがわら不動産コンサルティング

土地・建物の有効活用のご提案

土地の有効活用を相談し、一戸建て賃貸住宅を建築して成功!

福岡県春日市にお住まいのN様より、弊社(有)すがわら不動産コンサルティングに相続予定の土地活用についてご相談を頂き、一戸建て賃貸住宅をご提案。
2019年5月に不動産コンサルティング業務委託契約を締結。
2020年5月に建物完成、引渡し、同6月1日にS様ご夫婦が入居されました。
今回、オーナー様(N様)ご夫妻、ご入居者様(S様)ご夫妻、(株)幸建築&環境設計様、(有)和廣建設様、大川土地家屋調査士事務所様にお集まり頂き、弊社代表取締役菅原純と共に、この土地有効活用やこれまでの家づくりについて座談会を開催しました。

写真は上記参加者の皆さん

以下、ライター野口氏の取材に基づくものです。

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N様が、㈲すがわら不動産コンサルティングにアクセスして頂いた理由をお聞かせください。
N様:
相続予定の土地の活用法について悩んでいたときに、いつも視聴していた「開運!なんでも鑑定団」に不動産コンサルタントの菅原さんが出ているのを見ました。人柄が良さそうなことと、我が家の近くの会社ということもあり、相談してみようと思い立ちました。この番組を見ていなかったらこの良い出会いはありませんでした。本当に素晴らしい縁を結べたと喜んでいます。
菅原:
「なんでも鑑定団を見ました」と言ってN様からお電話を頂いた時は嬉しかったです。ひとしきり鑑定団の話で盛り上がったのを覚えています。N様はすでに賃貸マンション等を経営されていて、住まいや住まわれている方への思いにも心がこもっており、土地活用についても色々と勉強されていました。その際「相続予定の土地が平坦部分と崖のある法面の土地とがあり、法面部分は難しそうなので後回しにしようと思っている」というお話でした。たまたま、私がお付き合いさせて頂いている会社さんが難しい土地造成に対応することに優れていることなどもあって「時間とエネルギーが必要となる崖のある難しい土地の有効活用を先にされたらどうですか」とアドバイスさせて頂きました。
N様:
既に、相続予定の土地の一部には自宅を建設しており、この地に永住するつもりでした。我が家の裏山は保存緑地になっているので、将来にわたって緑豊かな環境が残る場所。我が家を含む一帯をランドスケープとして捉えた土地活用を強く希望していました。それを活かした土地活用が第一の大きな要望でした。
菅原:
N様が保存緑地を含めたランドスケープデザインを要望していることを加味して、その分野の草分け的存在である㈱幸建築&環境設計の代表取締役で一級建築士の井上氏と同社社員の池田氏にコンタクトを取りました。N様の保存緑地を含む崖のある法面を実際に見学した井上氏は、この土地を造成してN様が要望する賃貸の一戸建てを建てることに情熱を燃やし始めていました。

裏山が保存緑地になっており、崖と法面のある造成前の一戸建て予定地
井上:
保存緑地の裏山を目のあたりにして、水・緑・空という人類が求めてやまないものがここにはすべて揃っていると感動しました。例えば、ロンドンの街中にある池や緑地がデザインされたスクエア、ロッキー山脈の水を引いて造られたビバリーヒルズなど、N様の土地のロケーションは人が求めてやまない自然豊かなものに満ちています。ここに自然そのままの美しさと人造のものをバランスよく取り入れた住まい造りをしたいと思わされる環境が広がっていました。N様は自身が住む立場で環境づくり・家づくりを考えておられ、私はN様のために最良の住まいという作品づくりをしたいと思ったのです。実際、造成に着手してからは崖との戦いといえました。崖とは高低差3m、傾斜30度といわれていますが、N様が一戸建てを建てようとされている保存緑地につながる裏山の崖は30度よりも急角度でした。そのための打開策をチームで考え抜いたことも今となっては良い経験でした。
菅原:
裏山の崖については、造成などで弊社にご協力頂いている大川土地家屋調査士事務所の大川氏に土地の調査を依頼。急角度であるため、30度の角度に造成しなおす必要があること等が判明しました。さらに井上氏とも協議し、法面を削ったほうが一戸建てを建てやすいことがわかり、N様にご報告とご相談に伺いました。2~3日は悩まれたと思います。
大川:
急斜面や法面のある土地、しかも裏山一帯が保存緑地という敷地の測量調査は良い経験になりました。また、N様のお人柄は魅力的でした。
N様:
傾斜を30度にするために所有者が異なる隣地の土地を削らないといけないこと、思った以上に法面を削ってはどうでしょうかという提案に悩みました。しかし、隣地の所有者の方から安全性がより高くなるならと崖につながる土地を削る承諾を得られたこと、また、法面を削ることは住まう人にとって暮らしやすさが増すことやデザイン性が高くなることを考え、住まう方にとって最高の住まいを提供したい、住まう人が人生を楽しめる家を提案したいという初心に戻って、どちらも実施してもらうようにと返事をしました。この例のように、問題が起こるたびに詳細な報告と的確な打開案を提示してもらい、打ち合せを重ねながら私自身がすべてを確認・決定し、工事は進んでいきました。
工事の途中で前面道路と敷地の間に柔らかい部分があって地盤改良が必要ということになり、そのための工法を数例挙げて、どれを採用するのが最適であるかという理由などを明記した書類を提出していただきました。この改良作業のために完成が半年遅れましたが、きちんとした家づくりのために納得できました。菅原さんたちの提案や情熱のおかげで、贅沢な造成と家づくりができたと納得しています。私の息子は施工管理の仕事をしていましたので、井上さんたちの丁寧過ぎるほど丁寧な仕事ぶりを見て感心していました。その点でも信頼できましたし、良いご縁を紡げたと思います。

▲30度未満の角度にするために隣地の崖を削る工事風景

▲道路側敷地の地盤改良のためにマットレス工法で半年かけて実施した擁壁工事
菅原:
2019年の秋から造成工事に取り掛かり、2020年2月に基礎づくりと地盤改良、そして地鎮祭を行いました。

▲2020年2月27日、春日神社の宮司に祈祷して頂いた地鎮祭風景
菅原:
N様は間取りなどもしっかりと検討されていて、玄関は広くしてゲスト用とプライベート用を分けて設計、対面式キッチンで窓付き、2階は居室内ではなく廊下に広いクローゼットを設置などN様ご自身が住みたいと思えるプランになるように注力されていました。

▲奥がプライベート玄関、手前がゲスト用玄関

▲室内空間を有効に活用する為に2階の廊下に設けたワイドなクローゼット

      

N様:
自分が住んだ場合と考えて間取りづくりに集中しました。100㎡の面積にしたかったのですが、実際は約96㎡になりました。ゆったりとしていて明るく開放的な家です。また、外壁の素材やカラー、屋根の色など自転車で周辺を散策して参考にしましたが、気に入ったものに出会うことができず、希望を伝えて菅原さんたちに考えてもらいました。メンテナンスまで考慮して最良のアドバイスをしてくれ、家づくりは成功しました。
菅原:
一戸建て建設は久留米市の㈲和廣建設に依頼しました。現場が大好きな営業担当の草場さんは現場に頻繁に足を運び、工事の進捗状況を確認したり、N様のご意見をお聞きしたりする細やかな対応にN様もご満足されていました。2020年4月に棟上げを行いました。
草場:
現場に行ってN様とお話したり、工事の進捗状況を確認したりするのは楽しい仕事でした。棟上げについては、なぜか4月は雨が多くて何度か延期になり、私のせいではないかと申し訳なく思ったりしました(笑)。
菅原:
設備・仕様の採用にもN様の心遣いが随所に生きています。設備・仕様は日進月歩で進化していますが、見た目のゴージャスさに捉われるのではなく使いやすいもの、壊れにくくてメンテナンスしやすいものなど、快適に永年暮らすということを基本に選ばれていました。
N様:
我が家を建てた際に、当時の最新設備を導入しました。一体型構造など見た目にはデザイン性が高くて素敵ですが、壊れた場合に修理に時間がかかり、生活に困った経験がありました。ですから、修理が簡単にできて毎日の生活に極力支障をきたさないで済むものをというのが設備・仕様をチョイスする基準でした。皆さんがじっくりと時間をかけて探してくれて、設備も含めて暮らしを楽しめる家に仕上がっています。
菅原:
棟上げ後に、私のFacebookで工事風景をご覧になったとS様から「完成したら、借りたいのですが」とご連絡がありました。同じエリアの賃貸マンションにお住まいになっていて、一戸建てに住みたいと考えているとのこと。奥様が緑豊かな環境と利便性の高いこのエリアを気に入っていてここから離れたくないとの希望をお持ちなので、N様の一戸建て賃貸に住まわれたいとのお話でした。棟上げ後にN様と顔合わせが実現して賃貸借契約を交わすことになりました。
S様:
菅原さんのFacebookを見て、まず環境の良さに引かれました。私は楽器を弾くのを趣味としているので、裏山の近くに趣味の部屋を確保すればご近所迷惑にならずに済むと考え、自分の人生を存分に楽しめる家だと直感しました。実際に住んでみて、お隣がオーナー様という心強さに加え、広々としてゆったりと暮らせることに最高に満足しています。賃貸というよりマイホームといった感じの暮らしが実現しています。

▲保存緑地側にあり、趣味の楽器を気兼ねなく弾けるご主人の趣味の部屋

▲すっきりとした空間が生まれている洋室
S様:
主人が気に入った一戸建てを見つけたとFacebookを見せてくれたときに『ここだ』とすぐに思いました。緑豊かな裏山、隣地はオーナー様の庭、東側は空き地と三方向が開放的なこと、駐車場が広いこと、前面道路から高い位置に家が建っていることなど、好きなエリアであることを含めてこれ以上の住まいはないと考えて、早く菅原さんにコンタクトを取ることにしました。2020年6月に入居して住みやすい家に夫婦ともども満足しています。オーナー様がご自分が住むことを考えて建築したというとおり、外観も間取りもまるで注文住宅のマイホームに住んでいる気分です。訪ねて来た友人も「外から見て分譲住宅かと思ったよ」と感想を言います。この家に出合えて本当に幸せです。

▲注文住宅の雰囲気を漂わせる外観。

▲車の出入れも楽々な広々とした駐車場
N様:
喜んで頂けて良かったです。難しいと思っていた土地に素晴らしい一戸建てを建築できたのは、菅原さんや携わってくれた皆さんのチームワークの良さにほかなりません。出会ってから2年近く、何度も打ち合せを重ね、最終判断は私がしましたが、皆さんのアドバイスのおかげだと感謝しています。
――
最後に、今後オーナーになりたいとお考えの方にひとことお願いします。
N様:
オーナーといえども業者任せにするのではなく、自分で勉強して研鑽を積むことが大切です。私は本を読んだり、街を散策して物件を見たりと今でも日々勉強しています。オーナーとして住まう方の安全や快適さ、管理の仕方、コストのことなど考えなくてはいけないことが山積です。そして何より大切なのは、オーナーとしての自分の考えや住宅に対して情熱を持って取り組んでくれるコンサルタントや業者チームと出会うことでしょう。その点、今回、私は運の良いご縁を頂けたと思っています。
菅原:
造成から一戸建て建築まで一緒に携わった皆さんの貴重な意見をお聞かせ頂きました。本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

※上記のお話しは、2020年8月1日に取材したものです。
(ライター:NCO/野口敬子)